2023.07.28
🌰世界4大栗
クリはブナ科クリ属の落葉・高木性の植物で、その原生地はアジア、欧州、アメリカ、アフリカの四大陸にまたがり、北半球の温帯域の山野に広く分布・自生しており、世界には十二種類ほどのクリが存在します。これらのクリの産地は12℃の等温線を中心に分布しており、温帯の中~北部に存在します。
果樹として栽培されている栗には、大きく分けて、日本グリ(和栗)、西洋栗グリ、中国グリ、アメリカグリの四種類があります。栗は英語で「chestnut」、フランス語で「marron」や「châtaigne」の名を持ち、学名のCastaneaは、ギリシャ語の castana(栗)に由来するラテン語です。これが転じ、栗を意味する「chest」という単語が生まれ、その実(nut)ゆえにchestnut(栗の実)と呼ばれるようになりました。
フランス語では本来、マロンはマロニエの実を指す単語でしたが、マロングラッセを栗で作るようになってから栗もマロンと呼ぶようになったとされます。
🌰おいしい栗の見分け方
鬼皮(外側の硬い皮)に張りがある。
鬼皮の茶色が濃い。
指で押してもブカブカしていない。
白いブツブツがついていない。
座(底の部分)に黒っぽい箇所がない。
座がベトベトしていない。