INTERVIEW 04
情報収集を心掛け、
顧客のニーズに応える
野菜部
沼田 俊平
2018年入社
Chapter 01
私は大学時代、自然環境に関する学部で農作物被害について学んでいたことがきっかけで、農業への関心が芽生えました。就職活動を始め、ナビサイトを使って地元の企業を探す中で出会ったのが、豊一豊田青果。青果物を取り扱う事業に惹かれ、入社を決意しました。
現在は、青果物を仕入れて納品する仕事に携わっています。全国の産地から野菜・果物を入荷し、豊田市周辺のスーパーや飲食店などに販売しています。スーパーに関しては、仲卸と呼ばれる中間業者と取引することが多く、地元の学校給食向けの食材にも対応しています。この仕事をするうえで大切なのは、野菜を出荷する農家やJA、配送を行う運送業者、お客様であるスーパーや飲食店との信頼関係を築くこと。普段からきちんとコミュニケーションを取ることが、円滑な業務の進行につながります。
Chapter 02
この仕事のカギとなるのは、農家の方やお客様と密に連絡を取ること。私たちが取り扱う青果物は、雨の影響で予定通りに収穫できなかったり、産地で病気が発生して野菜がダメになってしまったり、状況に左右されやすく、予想が立てにくい商品です。当初の予定通りに進むことがなかなかない中で、いかにお客様のニーズを満たしていくのかが一番大変なところであり、私たちの腕の見せ所でもあります。産地の情報をこまめに収集することで、お客様が求めている野菜を希望する価格で供給できるよう、日々心掛けています。
やりがいを感じる瞬間は、大量の注文が入ったときですね。給食向けの注文をいただいたときなど、大きな商談がまとまったときはとてもうれしいです。また、ハロウィンが盛り上がる10月末を見越してかぼちゃを入荷しておき、予想通りスーパーから大量の発注があると、達成感がありますね。
Chapter 03
当社は風通しがよく、自分の意見が通りやすい環境です。分からないことがあれば、何でも気軽に聞けるところも魅力だと思います。私自身、先輩や上司に対してどんなことでも遠慮なく話しかけています。
当社で働いていると市場の業務の流れを把握できるようになり、最近では相場の感覚も身に付けられたように感じます。こうした部分は机上の勉強では決して分からないことです。市場の世界は特殊で、一般の方が目にする機会はまずありませんし、誰もが未経験からのスタートです。いろんな経験をしながら少しずつ覚えていくしかありません。逆に言えば、学生時代にどんな分野で学んできた人でも、やる気さえあれば十分活躍できる職場だと思います。ぜひ私たちと一緒に、食を通して消費者のニーズを叶える仕事をしませんか?
スケジュールや在庫を確認し、商品を完売するために卸業者のもとへ営業活動に行きます。
商品をご購入いただいたお客様情報や商品の値段など、パソコンで伝票をまとめます。
生産者の方を訪ね、コミュニケーションを密にとりながら、情報やご要望を伺います。